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中国初の高速鉄道 年間赤字7億元

2010年04月08日

【新唐人2010年4月8日付ニュース】北京と天津間を結ぶ中国初の高速鉄道。利用者は予想より40%も少なく、開通からわずか一年で7億元の赤字を出しました。庶民は、「これは税金の無駄遣い」と驚きを隠せません。

中国当局が高速鉄道のモデルとして建設した「北京-天津高速鉄道」。当初は3千万人の年間利用者数を見込んでいましたが、実際の利用者は1870万人にとどまり、年間赤字は7億元に。
 
北京の王さんは巨額の赤字に驚き、体制に問題があると述べます。
 
北京の住民 王さん
「信じられない巨額の赤字ですね。もし本当ならば、
きっと体制に問題があります」
 
北京の李さんは、これは財政の私物化で、当局は意義のない高速鉄道建設より、国民の切実な問題を解決すべきだと言います。
 
北京の住民 李さん
「国民のお金をもてあそんでいます。元々コストが高く、運賃も高い。利用者も少ない。天津に来る北京人も、北京に行く天津人もあまりいないのです。つまり財政の私物化、無駄遣いなのです。」
 
204.2億元もの大金をつぎ込んだ北京―天津高速鉄道。このうち、100億元は銀行からの融資で、年間の利息だけでも6億元に上ります。その上、点検費、維持費、電気代などを入れると毎年の出費は18億元に達します。
 
新唐人記者がお伝えしました。
 
【日本語版は後日アップされる予定です。】

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